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3D Photo / 立体写真 (Old Camera)
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| 3D Photo / 立体写真 |
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2015/10/30 |
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| (目次) | (概要) | (更新日) |
1. | 私の鑑賞方法 | 平行法、(交差法)、アナグリフ | 2015/11/10 |
2. | 私の撮影方法 | ミラーアダプタ、3Dレンズ、カメラスライダ | 2015/11/10 |
(1) | ミラーアダプター | 程よい立体感が得られる | |
(2) | 3Dレンズ | コンパクトで携帯性が良い | |
(3) | 2枚写真を撮る | マクロ撮影ではカメラスライダを活用する | |
(4) | 使い分け | 被写体に合わせて、欠点をカバー | |
(5) | 調整用ソフト | ステレオフォトメーカー | |
3. | 3Dレンズ改造 LUMIX H-FT012 | 固定焦点レンズにヘリコイドを付ける | 2015/12/06 |
4. | 3Dレンズ製作 f=15mm F8 | 安価なボディキャップレンズを活用 | 2015/12/10 |
5. | 私の撮影画像 | (しばらくお待ち下さい) | (制作中) |
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お詫び:新しい記事は制作が間に合っていません (しばらくお待ち下さい) |
リンクの貼ってある(下線の有る)項目のみご覧頂けます |
はじめに
3D-Photo に付いて今さらここで説明するのもおこがましいので、
大先輩の詳しい説明のあるサイトの紹介をしておきます
1.私の鑑賞方法
私の場合、交差法は苦手なので、もっぱら平行法で鑑賞しています
最近は、アナグリフ用の赤青メガネを手に入れたのでアナグリフも見ます
LRL形式は、L・R・Lの3枚の画像をまとめて1枚にまとめた画像で
左側と中央の2枚で平行法、中央と右側の2枚で交差法で見る事が出来ます
(1)平行法
平行法は、写真の間隔が目の間隔(約7cm)以下が見易いです
フチ無Lサイズプリントでは左右の画像間隔が 6cm位になるので裸眼立体視できます
初めての人用には「PENTAX 3D IMAGE VIEWER」を準備しています
パソコン画面では大きさを調整して画像間隔が 6cm以下位にします
しかし、パソコンの画面は粗いので小さい画像では細かい所は見えません
小さくても高精細な画面と言えば、ゲーム機やスマートフォンが適しています
私は、スマートフォンに転送して鑑賞しています
解像度:1920×1080 、表示幅:約100mm(画像間隔:50mm)なので裸眼立体視できます
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縮小表示した時のイメージ | | クリックすると 1280×720表示します |
(2)交差法 (練習中に付き省略します、参考サイトをご覧下さい)
(3)アナグリフ
赤青メガネをかければ誰でも簡単に立体視できますが欠点も多いです
欠点
(a) 暗くて見難い パソコンの輝度を一杯に上げても昼間は見難いです
(b) 鑑賞した後(メガネを外すと反動で)左目の景色は青っぽく、
右目の景色は赤っぽく見えてしばらく戻りません(若い人は直ぐに戻るのかな?)
(c) メガネと同じ色のものはうまく立体に見えない場合があります
正確な色に見えません(特に赤い色は不向きです)
そのため、ステレオフォトメーカーでは赤色を補正できる機能が有ります
赤色を補正すると立体視はし易くなりますが、赤色はくすんだ色になります
(4)偏光メガネ・液晶シャッター付メガネ
専用の3D対応テレビや、偏光フィルターを付けた2台のプロジェクターで表示して
偏光メガネ(直線偏光、円偏光)で見る方法
専用の3D対応テレビで左右の画像を交互に表示して、液晶シャッター付メガネで見る方法
等々、機材も進歩していますが、まだ高価です ここでの紹介は省略します
2.私の撮影方法
(1)ミラーアダプター(ステレオ アダプター)を使う方法
利点:動く被写体が撮れる
ステレオベースが70mmなので程よい立体感がでる
明るいレンズを使えば暗い被写体でも撮れる
欠点:縦長の構図になる
焦点距離 50mm用で2枚の画像を撮影するので画角が狭い
焦点距離 50mm以下ではケラレが大きくなる
絞り開放で撮影する必要がある(絞るとケラレが大きくなる)
回転ヘリコイドのレンズでは使い辛い
画像:1枚に平行法(左に左画像、右に右画像)で写る
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| H-FT012 12.5mm F12 |
撮れる画像(左・右) |
切り出し(左・右) |
アナグリフ |
(2)3Dレンズを使う方法(LUMIX H-FT012 12.5mm F12 の場合)
利点:動く被写体が撮れる
欠点:縦長の構図になる
ステレオベースが短い(10mm)ので立体感が少ない
レンズが暗い(F12)ので速いシャッターが切れない
固定焦点なので近くのものにピントが合わない
画像:1枚に交差法(左に右画像、右に左画像)で写る
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| H-FT012 12.5mm F12 |
撮れる画像(右・左) |
並べ替え(左・右) |
アナグリフ |
(3)2枚写真を撮る方法
利点:縦・横どちらの構図でも撮れる
適当な距離で2枚撮影するだけなので特殊な機材は不要(少し練習が必要)
(マクロ撮影の場合はカメラスライダーを使うと正確に写せる)
どんな焦点距離のレンズでも撮れる
ステレオベースを変えると立体感を調整できる
欠点:動く被写体は撮れない
手持ち撮影では水平や撮影位置などがずれるので必ず修正処理が必要
画像:左画像、右画像を別々に写す(左、右の順が処理し易い)
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| カメラスライダー |
撮れる画像(左) |
撮れる画像(右) |
アナグリフ |
(4)使い分け 私の場合、それぞれの利点・欠点に合わせ使い分けています
1)ミラーアダプター(ステレオ アダプター)
画角は狭いが自然な立体感が得られるのでポートレートや動く被写体の撮影用
2)3Dレンズ(LUMIX H-FT012 12.5mm F12 の場合)
ステレオベースが短い(10mm)ので動く被写体のマクロ撮影用
そのために、ヘリコイドを付けて焦点調節できる様に改造しました(詳しくは別掲)
◆[2015/12/01] 追記
広角系レンズ(f=15mm)を使ってステレオベース:20mmの3Dレンズを自作しました
立体感もほどほどに有りますので万能に使えます(詳しくは別掲)
3)2枚写真を撮る方法
(時間差が出来るので被写体が動かない)風景写真や静物(マクロ撮影含)の撮影用
1)、 2) の機材を持ち合わせていない時の撮影用
◆参考 以前作成した「ステレオ写真 とパノラマ写真 の勧め」の頁(古いです)
1台のデジカメでステレオ写真やパノラマ写真を撮影する方法を紹介しています
(ステレオ撮影の注意点・鑑賞方法など)
ステレオ撮影とパノラマ撮影の説明図
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ステレオ撮影(遠景) | |
ステレオ撮影(近景) | |
パノラマ撮影 |
(5)撮影後の調整・アナグリフへの変換
1)調整用ソフトは、定番の「ステレオフォトメーカー」です
下の「むっちゃんのステレオワールド」から入手します
2)使い方も詳しく説明されています(手抜きで申し訳ありません)
3)私の場合は用途により調整しています
自分の鑑賞用には、平行法 1280x720画素(640x720+640x720)に圧縮して保管
SNS用には、LRL形式とアナグリフで保管(facebookでは960x960以内で表示されます)
ホームページ掲載用には、横幅 1024画素までに圧縮して保管
この頁の最上部の画像は、左と中が平行法、右がアナグリフです
花の名前は「アブチロン・チロリアンランプ(の蕾)」です
撮影は、LUMIX H-FT012(12.5mm F12)にヘリコイドを付けたレンズで
SONY α7mk2 の APS-Cサイズのモードで行いました
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ご覧頂きましてありがとうございます
ホームページやブログで情報公開している方々の貴重な体験を活用させて頂きました
オリジナルがある場合は参照出来る様に場所を示し詳細は省いています
写真は全てオリジナルです (著作権は放棄しませんが営利目的以外は自由に使って下さい)
内容に付いてはありのままを記載していますが、間違いや誤解があるかもしれません
試す場合は全てご自身の責任で行って下さい
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